学資保険は不要か?メリットとデメリットを徹底解説

今回は学資保険について解説します。

学資保険は子どもの未来のための大切な決断です。

学資保険の必要性やメリット&デメリットについて解説します。

まず、学資保険とは何か、という基本的な疑問から始めましょう。

これは、子どもの教育資金を準備するための貯蓄型保険です。しかし、ここで重要なのは、もし既にまとまった金融資産をお持ちなら、学資保険に加入する必要は必ずしもないという点です。

では、なぜ学資保険に加入するのか。学資保険にも一定のメリットがあるので簡単に解説していきます。

1.資産分散のツールとしての活用

既存の貯金や投資に加え、学資保険は資産分散の一つの手段として機能します。

2.途中解約のリスク:

学資保険は途中解約すると元本割れの恐れがあることをまず理解しておく必要があります。ただ、まとまった貯金があればこのリスクは回避できます。

3.教育資金の明確な区別

学資保険を利用することで、教育資金を他の金融資産とは区分けして管理できます。

4.利率の利点

一般的な銀行の普通預金と比較して、利率が良い場合が多いです。

5.リスク分散

 例えば、生命保険を世帯主名義、学資保険を配偶者名義とすることで、有事の際のリスク分散が可能です。

6.税制上のメリット

年末調整や確定申告時に、所得控除の対象となることもあります。

7.投資に回した方が・・?

学資保険に入れる金額を投資に回した方が得だ!という意見もあり、学資保険に入ることを勧めない専門家が多いことも事実です。しかしながら投資に多くのお金を投入できない方が一定数おられるのもまた事実で、これは個々の性格やリスク許容度に依存し、「攻め寄り」か「守り寄り」かの違いとして捉えることができます。

以上の視点では「守り寄り」の方が、一部最小限の余剰資金を投資に充当しつつ、資産分散、リスク分散の一環として一部を学資保険に充当するという考え方も完全に否定できるものではないと私は考えております。

8.まとめ~あくまで選択肢の1つとして~

最後に、学資保険はあくまでも一つの選択肢です。

それが自分や家族にとって最適かどうかは、しっかりと考え抜いた上で決定することが重要です。

親に勧められたから・・営業攻勢を断りきれなくて・・ではなく、基本的な知識を身に付け、自分自身の状況を考慮し、考え方、論理を構築した上で最終判断するのが良いでしょう。

そうであれば、たとえ失敗したとしても納得できると思いますし、私は今後もこのように各自の考え方、論理を構築する手助けをするべく様々な考え方をご紹介できればと考えてます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!